【実食レポ】話題のベジ郎がなんばにオープン!野菜炒めを専門店で食べてきた

大阪グルメ

野菜炒めだけを提供する野菜炒め専門店として東京で話題で連日行列となっている「ベジ郎」が、2023年8月4日に大阪のなんばに誕生!

オープン前に特別にメディア先行取材させてもらい、野菜炒めをお腹いっぱい食べてきました!

そもそもの野菜炒めという料理のポジション

みなさん、野菜炒めというとどんなイメージを思い浮かべますか?「野菜をいっぱい食べたい時の定番料理」というイメージもあれば「一人暮らしを始めて最初に作った料理」という人もいると思います。

僕個人としては時々無性にワイルドにガッツリ食べたくなる料理というイメージです。街に出ている時にそうなった場合、真っ先にお店の候補として挙がるのは中華料理屋さん。特にいわゆる街中華のようなお店がいいですね。

なのですが、いざ中華料理屋さんに行ってしまうとラーメンや餃子、唐揚げなどの誘惑に惑わされて初志貫徹で野菜炒めを食べずに終わってしまったという経験も多かったりします。

そんなこともあって「雑念が発生しない野菜炒めだけの専門店が欲しいなー」と実は切望していた業態だったりしました。でも最初にも言ったように野菜炒めは、一人暮らしで初めて作る料理や、家で食べる料理というイメージもあって専門店は存在しない。そう思っていました。

それが今回、なんばに野菜炒めのお店ができると知って「ようやく夢が叶った!」とワクワクで食べに行ってきました。

肉野菜炒め ベジ郎 なんば店 (難波(南海)/食堂)
■予算(夜):¥1,000~¥1,999

裏なんばエリアにベジ郎誕生

今回紹介するお店は「ベジ郎」というお店で、いわゆるインスパイア系ラーメン店のような雰囲気のお店となっています。

お店があるのは安くて美味しいお店がひしめく裏なんばエリア。地下鉄の難波駅を降りて南東へ歩くこと数分、NGK(なんばグランド花月)や道具屋筋のある通りから東へ一本入った路地にお店を発見。

黄色の看板に黒い文字でデカデカとベジ郎と書かれていて間違えようがないくらい分かりやすいお店となっています。

券売機で買うので細かいオプションも安心システム

お店に入ってみると店内も、カウンターオンリーのシンプルな造りでラーメン屋さんのような雰囲気。お店での注文は入り口にある食券で行うらしいです。

インスパイア系のお店が基本ベースということでベジ郎にも実際に色々とオプションあり。「ニンニク入れますか?」からの魔法の呪文の詠唱の必要があるのかと思って身構えていましたが、券売機で細かくオプション指定が可能なので、その必要は無いそうなので一安心。

たまにインスパイア系のお店に行きたいと思ってもコミュ障の僕にはどうしてもあのシステムには不慣れなので、その辺も嬉しいポイントとなっています。

注文システムを無事に把握したので、いざ注文。今回、たっぷり食べたいので、味噌の野菜マシマシの肉大盛り背油大油の定食にしました。これを音読せずに券売機で買えるのはやっぱり正直便利ですね。

ちなみに野菜の量は少なめで300g、普通で400g、マシで500g、マシマシで600gという分量。厚生労働省による成人の1日当たりの摂取目標が350g以上となっているので、少なめでもほぼ達成。マシマシにすると倍近くの量がたった1食で食べられるということで、野菜不足の現代人にピッタリですね。

ベジ郎のガッツリなのに背徳感のない野菜炒め

お店の人にいろいろ解説してもらっていると野菜炒めの到着。こちらがベジ郎の味噌の野菜マシマシの肉大盛り背油大油の定食となっています。インスパイア系のマシマシにしたので、正直山のような量で来るかと思いましたが、お皿に無事に乗り切っていることもあって意外と常識的なサイズ。

それではいただきます。まず野菜炒めの主役たる野菜ですが、キャベツ、もやし、玉ねぎ、にんじんとかなり構成はシンプル。ですが食べてみると家庭ではなかなかできないシャキッとしたベストな火加減による食感で、味噌のコクが強い味付けとなっています。

そこに野菜炒めテッペンに乗っけられた背脂を絡めながら食べるとジャンクで背徳的な味へと進化。野菜たっぷりというとヘルシーになりすぎる心配もありましたが、それは杞憂。あえてジャンルとして分類するとガッツリヘルシージャンキーという、毎日でも食べたい真に持続可能な野菜炒めとなっていました。

またベジ郎の野菜炒めは肉野菜炒めなのですが野菜炒めの定番具材の豚肉の姿は不在。かわりに唐揚げが入っています。鶏モモ肉の唐揚げはジューシーで、野菜炒めの具材としてはかなり異色の組み合わせですが思いのほかピッタリとマッチ。

また衣の付いた唐揚げを具材に使うことで、それが全体に溶け出してトロッとした食感も付いていて、いいアクセントになっています。考えてみるとレバニラのレバーなども衣を付けて揚げるので、定番といえば定番の組み合わせですが、先入観もあって意外な組み合わせでした。

ちなみにお店の人に何故豚肉ではなく唐揚げにしたのか尋ねたところ「家庭料理でもある野菜炒めなのでお店と家を差別化するために唐揚げを選んだ」とのこと。

確かに家庭で揚げ物を作るという家はかなり少なく、しかもわざわざ手間暇掛けて作った唐揚げをメインで食べずに具材として利用するというのはレア中のレアなので、家庭にはない専門店の料理となっています。

またベジ郎では、カウンターの上にカレー粉やオリジナルの辛口ソースのベジの素など個性的な調味料も置いてあるので味変も可能。時々味を変えながら食べていると野菜600gも意外とペロッと完食となりました。

さらにオプションとしてオススメなのがコールスロー。こちらは毎日大量に出るキャベツの芯を廃棄せずにコールスローにして有効活用した商品。王道の味変アイテムのマヨネーズに一工夫して食品ロスの防止に一役買いつつ、ポリポリとした食感もあいまってタルタルソースのような存在になっていて抜群の味変調味料として機能しています。

ちなみにベジ郎難波店では塩トンコツ味を先行販売。順次、ほかの店舗でも食べられるようになるそうですが、2023年8月時点では、ここだけの味となっています。

ベジ郎の野菜炒めの美味しさの秘訣

お腹もいっぱい実食させてもらったところで調理風景も見させていただきました。キッチンの中には「そうそうこれこれ!」という感じの中華料理用のコンロ。このコンロの高火力で中華鍋で一気に炎を纏わせて調理、そして一気に完成まで持っていきます。この火力この勢い、これこそプロの技で家ではできない味の秘訣となっています。

ちなみにお肉として登場する唐揚げは炒めるのと別系統で並行調理できるので、提供スピードを速くできるというメリットもあって採用したという側面もあるとのこと。あまり混雑していない状況だと注文してから2分ほどで野菜炒めの調理完了で、トータルでも3分くらいで提供完了。早くて美味しい料理となっていました。

ちなみに価格の方については、あまり注文する人もいないと思いますが、肉なしだと普通で580円で野菜マシマシにしても630円と、ちょっと普通ではないコスパというか自分で作るより安いくらいかも。

ちなみにお店を手掛けるのは「野菜の新しい流通をつくる」をモットーに、関東を中心に5000件以上の店舗に野菜を卸している株式会社フードサプライという会社。一般的な飲食店への野菜の提供量が1日20㎏程なのに比べて、ベジ郎では200㎏と10倍の野菜を消費しているとのことで、ユーザーと農家さんどちらにも得のあるプロジェクトとなっているそうです。

この国の野菜流通を変える FOOD SUPPLY(フードサプライ)
フードサプライの事業は、そのお客さまの悩みを解消することを目的としています。産直品を低リスクで購買したいお客さまと、長期にわたる安定した契約を望む農家。この両者のあいだを取り持ち、お客さまでも産直野菜を仕入れることが可能な体制をフードサプライが提供します。

話題のベジ郎は実際に食べてみると、野菜をドカッと美味しくサッと食べて、しかもリーズナブル、さらには農家さんへの協力もできるという完璧すぎるお店で、行列ができるのも納得のクオリティでした。今回はなんばでしたが、梅田や天王寺、京都など主要な街ごとに1軒以上欲しいお店でした。

肉野菜炒め ベジ郎 なんば店 (難波(南海)/食堂)
■予算(夜):¥1,000~¥1,999

ま・と・め!

大阪の裏なんばに野菜炒め専門店のベジ郎がオープン
シャキシャキの野菜は300gからオーダー可、肉には鶏の唐揚げを使用
券売機で買うのでインスパイア系の呪文の詠唱もないので安心

ベジ郎なんば店の店舗情報

住所大阪市中央区難波千日前7-14
TEL06-6964-8119
定休日なし
アクセスなんば駅から 徒歩約7分
なんば駅から227m
公式サイトhttps://www.foodsupply.co.jp/vejiro/

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