方向音痴がなおる?!北を意識すれば道に迷わなくなる!(かも)

コラム

この記事にたどり着いてしまったということは、みなさん方向音痴ですね?
かつて僕もかなりの方向音痴でした。それがあることを意識したら基本的に道に迷わなくなりました。
今回の記事ではその僕の方向音痴が治った方法を伝授します。

万人に効果があるかは不明ですが、もしかしたら、その方向音痴。治せるかも知れませんよ。
「かも」です、完全に治るとは断定できません。でも僕は方向音痴をいちおう克服しました。
なので、もしかすると少しはよくなる「かも」です。

方向音痴を克服するには北を意識

結論を長く引っ張るのもイヤなので先に方向音痴の解決法を言ってしまうとポイントは3つ

・地図を見る時は常に北を向く。
・現実の世界での目的地の大まかな方向を把握する。
・移動中なるべく北を意識、分からなくなったら北と地図と目的地を早めに再確認。

これだけです。たったこれだけ。
あとでも登場しますが一連の流れとして、
コンパス→北を確認→自分が北を向く→地図アプリ→目的地の方向を捕捉→歩き出す。

という感じです。これで何となく方法が分かった人は、ここで帰ってもらっても大丈夫です。
この先はダラダラと長くなります。笑

まずはこの方法に気付いたきっかけから。
いつだったかは忘れましたが、僕はある時、目的地へ向かって若干迷いながら道を歩いてて、
地図アプリを確認したらたまたま自分が向いてたのが北。
で。
「自分の方向も地図も北で一致してて見やすい。目的地も分かりやすくてラッキー!」って思って、
で。次の瞬間に、
「ん?待てよ?ということはラッキーとかじゃなくて、自分が常に北を向いて地図を確認すればいいんじゃない?」と、
気付いたその瞬間に方向音痴は克服。ほぼ道に迷わなくなりました。
ほぼです。まぁたまには迷うこともあります。

ちなみにポイントは箇条書きで3つに分けましたが、なんなら1行で、
「常に北を意識しつつ、地図を見る時は北を向いて、目的地の方向を把握する」
でもいいんですが、それだと若干わかりづらいので、3行に分けました。

ちなみに今回、僕の脳内はこうなってるよ、という感じの矢印が登場します。
赤いのが北を指して、青いのが目的地を指す矢印です。
実際の風景に合わせてみると、思った以上に拡張現実(AR)っぽくて面白い。

ちなみに今回はアシスタント兼、実験台として、
今回移動する場所に土地勘のない知り合いのライターのモモネさんにご協力いただきました。
徒歩2分の場所でも道に迷ったという強者です。
と思ったらモモネ氏、最近お気に入りのゴス衣装で登場。
ちょっと出鼻をくじかれました。笑

ポイント1 地図を見る時は常に北を向く

と、今回のザックリ紹介が完了したところで、まず一つ目のポイント。
・地図を見る時は常に北を向く。

です。

では、まず赤い矢印に登場してもらいましょう。
画面上側が北です。

僕も含め方向音痴の人は、よく地図を回します。
東でも南でも、自分が現在向いている方向に合わせて地図を回します。
でも地図を回すという行為は迷子になる大きな原因の一つです。

ではどうすればいいか、自分が地図と同じ方向に回るのです。
つまり地図を回すのではなく面倒臭がらずに自分が北を向けばいいのです。

確かに地図を回すのは簡単で自分が回るのは面倒。
でもそのちょっとだけ面倒な一手間が重要です。
地図と自分が同じ方向を向くことで、
地図の効果が最大限に発揮されて問題は高確率で解決します。たぶん。

で。そもそもの話として。
「北がどっちかなんてわからない」という真っ当な意見があると思います。
そんな時に便利なのが、そう。方位磁石、コンパスです。

コンパスさえあればいつでもどこでも常に北を簡単に把握できます。
というと今度は「え?コンパス買うの?」と聞こえてきそうですが大丈夫です。
今どきは、スマホにコンパスアプリがあります。

このコンパスアプリってiPhoneの純正なんですかね?気が付いたら入ってました。
iPhoneだけどないという人はApple Storeで検索すると出てきますし、
アンドロイドの人は何かコンパスアプリを入れておいてください。

何だったら、実際に方位磁石を買ってもいいですよ。
探検家感がグッとアップします。

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で。
この流れだと「そもそもスマホ使うならナビでいいじゃん」という意見もあると思います。

まぁ確かにスマホのナビを使えば道に迷うこともほぼ皆無。
つまりこの記事自体需要が少なそうにも思います。
でもナビに頼ってると方向音痴は一向に治りませんがこの方法だと根本の方に効くので、
方向音痴自体が治る可能性も多少はあり得ると思っています。

とりあえず気を取り直して。
これで北の方向が分かったら自分が北を向いて今度は地図アプリを起動。
そして現在位置や目的地を確認します。
現在地がリアルタイムでわかる地図アプリのありがたさ。
ちなみに僕が今いるのは京都の祇園四条駅のようですね。

またご意見が脳内に響きました。
「地図アプリ自体、自分の向いている方向がわかるじゃん」
そうですね。地図アプリでも自分の向いてる方角は分かるようになってますが、
個人的な感想としてはレスポンスがイマイチ悪い。ように思います。
コンパスアプリはスッスッと動いて地図アプリはウニューっと動く感じ。

と。この微妙な遅れは微妙に致命的。
待つのが面倒になると方角を見定めるのが雑になって、
結局は北がどっちかわからないまま歩き出しちゃうことになりかねない。
で。迷う。という一連の流れが見えます。
専用のことは専用のアプリを使うと楽ですよ。ということ。

とりあえずこれで、北が分かったと思います。

ポイント2 現実の世界での目的地の大まかな方向を把握する

で。次にすることはポイント2。
・現実の世界での目的地の大まかな方向を把握する。
です。

それでは赤い矢印とセットの青い矢印にも登場してもらいましょう。
今、矢印は北に対して左下を向いています。つまり目的地は南西という感じです。

次に方向音痴の人のよく取りがちな行動は、
地図の中だけで目的地を確認したら歩き始めるということです。

それをやると、これから自分が実際に歩いて行く道での基準がわからず、
交差点ごとに運要素が絡んだ冒険になりがちです。

というか方向音痴の人は「途中で道を間違えて迷った」と言う人が多いですが、
じつは最初の一歩の時点ですでに間違えてるケースもかなりあると思います。
上の画像のように青い矢印の真逆に歩き出してることだってザラです。
これでは目的地は遠のくばかりで一生着きません。

逆にこちらの画像のように自分の進行方向と青い矢印の向きを一致させて、
いったん目的地の方角さえ知ってしまうと、
交差点で曲がるべき方向と、曲がってはいけない方向が理解できるようになます。
青い矢印のある方向へ進みましょう。

例えば目的地の方角が北西の場合は、交差点では北か西へ行っていいけど、
南や東には行くとダメと分かり運要素がなくなって、
冒険は単なる移動になり迷う可能性がグッと減ります。

目的地が北西の場合は交差点で「北か西、北か西」と曲がれば、自動的に目的地に近づいて行けます。
これがかなり重要。

移動中はなるべく北を意識、分からなくなったら早めに北と地図と目的地を再確認する

で。ポイント2つを紹介したあと3つ目のポイント。
・移動中なるべく北を意識、分からなくなったら早めに北と地図と目的地を再確認。
ですが、これはまぁ、慣れてくると正直そんなに重要ではありません。
とりあえず移動中は「あっちが北で目的地はこっち」と思いながら移動しましょう。

とはいえ途中でコンビニに寄ったりすると、お店で休憩したりすると、
方向がその都度リセットされる人も多いと思います。
螺旋状の階段上ったりとか。あと、交差点とか。

そうなると「あ、迷った」となる前、「あ、迷いそうな予感」のさらに1歩手前くらいで、
コンパス→北を確認→自分が北を向く→地図アプリ→目的地の方向を捕捉→歩き出す。
という一連の流れを行ってください。
これで常に目的地へのスムーズな流れがイメージできると思います。

北を意識して歩くと方向音痴は克服できるのか?実際に京都の街を歩いてみた

と。ここまでで、理論編は終了。
それでは実際に歩いてみましょう。

今回、舞台は京都。
祇園四条の駅で集合して駅から徒歩7~8分くらい、方角でいうと南南東の場所の細い路地にある、
「ろじうさぎ」というおばんざいのお店を目指したいと思います。

京都らしい町家でおばんざいが食べられる隠れ家のようなお店 ろじうさぎ

■京都の隠れ家おばんざい屋さんの定番?東山のろじうさぎ
https://tabicatalog.com/rojiusagi01/

ろじうさぎについては、こちらの僕の別サイト「旅カタログ」で詳しく紹介していますが、
細い路地の奥の店なので方向音痴的にスッと辿り着くのは、なかなか難易度の高めのお店。

さて。まずはモモネさんと祇園四条の駅で集合。
とりあえず地上に出て、3つのポイントを説明。大体理解してもらった所でスタート。

あと今回、まっすぐ行くとすぐ終わるので、難易度をちょっと上げる作戦も用意しました。
まず1つ目は地図の不便化。

アラフォー世代には懐かしのアイテム、
ネットの地図を印刷した紙の地図で歩いてもらいます。

まずはコンパスアプリを起動し、北を確認してもらいます。
コンパスアプリを起動し、北を確認。
ちなみにコンパスアプリの存在を知ってたか聞いてみると、
「存在は知ってたけど、使った記憶は皆無」とのこと。まぁみんなそんな感じだと思います。
僕もそうでした。

そして紙の地図上で現在地と目的地を伝えて、
現実上の目標ポイントの方角を聞いたところ、
かなり不安げではあるものの「あっち…かな?」と指し示した方角は南南東。

正解。
祇園四条の駅からいうと、南座のもっと奥の方という感じ。
これで第一歩目からの迷子の線は消えました。
と。交差点を越え、順調に四条大通を歩き始めて数分。

第2の難易度をちょい上げ作戦を実行。
全然別の場所へ移動してみたいと思います。

向かったのは祇園四条から徒歩圏内でなおかつ、ろじうさぎからグッと遠のく、
京都の定番スポットの白川の一本橋。

ここへは土地感をあえて記憶させないために僕が先導します。
そして白川の一本橋に到着。川沿いの柳がいい感じに風に揺れていました。

で。ちょっと休憩して、ろじうさぎへの移動を再開。
祇園四条の時点では南南東だったろじうさぎですが、
一本橋に移動するために東へ東へと移動して東経的に通り越えたので、
方角としては南西の方向に変化しています。

というワケで改めてモモネさんに確認。
北を向いて地図を確認し「こっちだと…思う」と無事に南西を指さし正解。

あとは僕は誘導をせずモモネさんに着いて行く感じで行きたいと思います。
途中の交差点を南へ西へと曲がりつつ移動。
目的地が南側なので地図を確認する時にはどうしても、南を向いたままになりがちなので、
そこだけ「北向いて」と言いつつ移動。

そうこうしている内に、かなり近くまで移動してきました。
紙の地図は大きめの縮尺で印刷してあったので、そこで終了。

最後の路地を探すために地図アプリを起動。
お店のある方向へ歩いて行ってると、
とある交差点で青い矢印が真西を向いたので、ここがその路地。

矢印の指す方向へ路地を道なりに進みます。

と、青い矢印がお店を指し示しました。
つまりゴール。

無事、ろじうさぎ到着。
大きく迷うこともなく白川からは、ほぼ最短ルートでのゴールとなりました。

それでは、ろじうさぎでおばんざいランチを食べながら感想を聞いてみましょう。
「どうやった?」
「なんかスゴい達成感。連れて来られたって感じじゃなくて、自分でたどり着いた感がある」とのこと。
なんかこっちも、そこそこ達成感があります。

その後は、ろじうさぎでご飯を食べまだもう少し京都をブラブラ。
帰り際に今度は駅の方角を聞いてみると、やっぱり正解でした。

で。最後に今回の方向音痴克服法の感想を聞いてみました。
「で。どうでした?方向音痴克服できたっぽい?」と聞くと、
「マシになった。かも」とのコメント。

まぁ。これくらいがリアルな感想だと思います。
そんなガッツリとパキンと完治するのは、ちょっとありえないと思います。

まぁでも、マシになったかもくらいは感じてもらえると思うので、
方向音痴を克服してみたいと思った人は、
コンパスアプリを使って北を向いてから地図を確認してみてください。
もしかしたら迷子にならずにすむかもですよ。

あ。コンパスや地図を確認する時は、歩きながらじゃなく、
人や車の来ない場所で立ち止まって行ってくださいね。
歩きスマホ。ダメ。

それでは。

ま・と・め!

方向音痴を解決する(かも知れない)3つのポイント

・地図を見る時は常に北を向く。
・現実の世界での目的地の大まかな方向を把握する。
・移動中なるべく北を意識、分からなくなったら北と地図と目的地を早めに再確認。

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ろじうさぎ の店舗情報

住所京都府京都市東山区下柳町176
TEL075-551-0463
定休日日曜営業 不定休
アクセス京阪祇園四条駅 6番出口より徒歩約6分
公式サイトhttps://rojiusagi.com/

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