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【レビュー】夏目漱石「こころ」読んでみた!日本一売れた小説はスゴかった。まじオススメとりあえずで読んどけ【読書感想文】

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「こころ」読みました。

夏目漱石のこころ読んでみた

そう。夏目漱石の。こころ。で感想。

一言で言うと

よく出来たイヤぁ~な話。これほめてます。笑
読後感が最悪。
で。好きか嫌いかで言うと大好き!最高!超面白かった。

日本で一番売れた小説

とまぁこんな感じ。
なんでも夏目漱石のこころは、累計で700万部以上も売れてて、
日本で一番売れてる本らしいです。ちなみに2番は太宰治の人間失格。

で。日本純文学のキホンのキみたいな本なのであらすじもネタバレも、
全開でもいいんだけど、いいからお前らコレを読め!的な意味合いで、
あえてその辺を抑えめで。

無理がないっていい

で。何が良いかというと。
登場人物の卑怯な行動心理に無理がない。
アレがアレでそうなる時、彼は卑怯で卑屈な手段ばっかりだけど、
「まぁそうするしかないよなー」、「誰だってそーする。おれもそーする」という感じで、
無理なく読めちゃう。そこがスゴい。

小説でも漫画でもゲームでも、登場人物の行動に無理がある場合、
どうしてもそこで気持ちが離れる。

まぁそれが主人公らしい想像の斜め上だと、清々しい程のバカ、
振り切れるほどの漢(おとこ)っぷり、
もしくは常人からかけ離れたサイコパスや天才なんかは、読んでて爽快感があるけど、
そうでもないとやっぱり、人がしなさそうな行動を登場人物がし始めると、
気持ちが離れる。

あの人のクズっぷりにゾクゾクする

で。こころ。
あの人、かなりクズな振る舞いをするけど、
まぁ誰にも経験があるような行動なので、読んでてグジグジ来る。
これが嫌いな人は嫌いだけろうけど、お好きな人には堪らないと思う。

一番のお気に入りワード

で。そんな彼は。彼に向って、
「将来に失望されたくないから、いま尊敬されたくない」的な発言をする。

こころと言えばの名台詞は別のらしいが、
個人的には、この一文はスゴい。確かにわかりみがエグい。

僕なんてメッキで何とかやってる身分なんで、すんげーわかる。

まぁこのセリフは、読者にクズ行動が判明する前のセリフ。
2回目読むとヤバさがさらに加速しそうな予感。たぶん

漱石ってイヤなヤツじゃね?笑

まぁ何というか、たぶん夏目漱石って超絶に頭良くて、
理論が完璧完全は理論武装派でしっかり人間観察とかしてて、
んでイヤなヤツだったんだろうな。って感じがする。
じゃないとあんなに破綻のない行動原理に則った心理の動きが書けないと思う。
ましてあんな大昔に。

ってか、こころ読んでたら、旧千円札の印象変わるくらい。

あれを大正の人が読んでで、なおかつ日本で1番売れたかと思うとすごい。
明治の人が書いてたってのはスゴすぎとして、
まぁ漱石がド変態の超天才文豪だったんだろうってことで納得できるけど、
どの時代の人間が一番読んだ率が高いかでいうと、発行された大正の人だろうし。

漱石の本を読んだって人に会ったことない

ってか、千円札の話や漱石の話になっても、
こころの話になんてなったことないから、
僕ら世代でもあんまり読んだ人いないんじゃないか?

それこそ太宰とかは読んだ人多いけど、ド王道過ぎて読まない的な。
そりゃもったいないスよ。

ちなみに最後の落ちもなかなか。

漢字もエグいぞ。笑

で。読みやすいかというと。
そこそこ読みづらい。
何でかって言うと。
漢字が多すぎるって言われてるけど、まぁそっちは読める。
些とも(ちっとも)
目出たい(めでたい)
調戯かう(からかう)
仕来り(しきたり)
愈(いよいよ)
呑気(のんき)

こんな感じで今の文章感覚から言うと、
絶対に編集から赤でチェックが入るような漢字だらけだけど、
まぁルビもあるし、段々慣れてくるしで読める。

然し(しかし)
余ッ程(よっぽど)
この辺は、ルビなしで出てきたりするけど、それでも読める。

真の読みづらさは段組み

で。何が読みづらいかというと、
文字がギュウギュウ。特に後半。例のアレ。

1巻300ページくらいの中で上中下と話のパートが分かれてるんだけど、
上と中が150ページくらいで、ここまではそこまでじゃないけど、
残り150ページの下パートになると、一気に文字組がギュウギュウになる。

全一編の文庫本小説だけど、今の小説の段組みとかにすると、
上中で1冊。下のパートだけで1冊の前後編にした方が読みやすいんじゃない?
って感じ。現代人には多分、そんくらいの段組みの方が読みやすい。

とは言ったけど読め!

で。つらつらと書いたけど。
いいからお前らコレを読め!

マジで。イヤな話ではあるけど、面白いス。

古本屋さんに行けば1冊くらいは絶対あるだろうし、
なんだったら青空文庫でもある。

ま・と・め!

夏目漱石のこころ、マジオススメ。ただアラサー以上くらいじゃないと面白くないかも。
ってか、こんな話を中学生とかに読ませてもしょうがない気もする。笑

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けいたろう
旅するグルメライターけいたろうと申します。 主に京都と大阪を歩き回って旅行情報サイトにガイド記事を書いてます。 このブログは、そんなグルメライターのメモ帳の中味って美味しそうだし見てみたくないですか? というテイスト。取材で行った観光地のお店、記事制作こぼれ話、その他日々思ったことなどが書かれてます。 執筆・取材依頼もお待ちしてます。たまに料理作って写真撮ってレシピも書いてます。よろしくお願いします。

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