貴重な展示がいっぱい!ATCの『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』に行ってきた

大阪イベント

突然ですが。
みなさん、永久凍土から出てくるものって何ですか?
そう。マンモス!

質のいいマンモスが出土したって聞いたぞ

永久凍土と言えばマンモスですよね。
なんだか遠~い昔、永久凍土から保存状態がメッチャいいマンモスが出土した。
冷凍保存されたマンモスの状態の良さは血も滴っていて、肉もなんなら食べれるくらいの状態。

というか食べた人もいるとかいないとか、みたいなことを聞いていた気が。
で。そのあとすっかり忘れてたんですが。

マンモス展が開催されるということを聞いたので、お邪魔してきました!

で。向かった先は大阪南港ATC。
その会場内で、マンモス展が開催されています。

ちなみに永久凍土から状態のいいマンモスが出土したって記事、2013年っぽいですね。
たぶん、これだと思います。

凍ってないマンモス血液か ロシア北極圏で採取 - 日本経済新聞
ロシア東シベリア・サハ共和国の首都ヤクーツクにあるマンモス博物館は1日までに、同共和国北部の北極圏の島で今年5月、凍結状態で見つかったマンモスの死骸から、凍っていない血液とみられる液体を採取したと発表した。同博物館のグリゴリエフ館長は「まだ断定できないが、血液である可能性が高い」としており、今後液体の成分調査を進める。...

マンモス展 その「生命」は蘇るのか

で。マンモス展。
正式な名称は、『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』というタイトル。
アレ?何か思ってたのとちょっと違う。笑

https://www.mammothten.jp/

復活させる計画がメインなんスかね?
ってかいいの?復活。それって神の領域…おっと誰か来たようd…

とまぁ、そんなネタは置いといたとして。
行ってきました。ATC。
ATC入ってすぐにあるマンモスの頭のレプリカ

会場のATCに入場して早々。マンモスの頭蓋骨がゴロンと。
ヤベ。ちょっとテンション上がる。笑
お子さまはよりテンションが上がると思います。

で。ATCについてしばらく散策。
会場はATCの1階の奥の部分、ATCギャラリーってトコでやってます。
ではさっそく入場。

入り口には、懐かしのギャートルズ。
ギャートルズといえばマンモス肉!
ホラやっぱ食べてるじゃん、マンモス。笑

お子さま大興奮のマンモス展


で。入り口のゲートを抜けて最初の展示。
マンモスがドーン!デケェー。
たぶん、お子さまのテンションがマックスになると思います。

そもそもなポイントに気付く!

で。素朴な疑問というか、気付いたこと。
ビックリするくらい、そもそものヤツ。

「鼻って骨ないんや」
これって別に、マンモスに限らず今の象でも同じなんですが、
象もマンモスもあの長い鼻に骨が無いんですね。
何となく、象の鼻って骨あると思ってた。
あーえーっと。より表現を正確に言うと、
「ないと思ってなかった」という感じ。二重否定な感じ。

ゾウ - Wikipedia

だって。ほら。あんな器用に動くし、重い物も持ち上げられるし。
ってか、筋肉だけであのパワーってすごいな。ちょっと想像つかない。
あと、鼻が長いのは、象。首が長いのはキリン。って対な感じのキリンは首の骨あるし。笑

レア物展示がいっぱいのマンモス展!


とまぁ。のっけから、本題と関係あるようなないような発見で始まったマンモス展。

ちょっと目を移すと、またデカい展示物があります。
それがコレ。マンモスのアイデンティティたる牙!
動物園の象の牙で何となくイメージしたけど、それよりさらにデカい。

と言っても写真ではわかりづらいと思いますが、
人が映り込んでるとこんな感じ。ホラ、デカい。


ほかには歯とか毛とかも展示されています。

割とサラっとおいてあるけど毛ってスゴイな。普通の化石とかだと絶対に残らないヤツ!

マンモス以外もレア展示のマンモス展

マンモスのほかにも永久凍土から出てきた色んな展示品を色々見つつ奥へと進んでいくと、
さらにビックリな展示が。それが例の新鮮なヤツ。


まずこちら。
馬だそうです。何というか、その。ミイラっぽいッスね。
僕の脳裏をよぎったのは、20年くらい前に見世物小屋で見た、何だかのミイラでした。笑

ここまで見た展示の骨格標本は、標本というか資料って感じだけど、
この馬には、やっぱりちょっと前までは生きていた生物だったという感じがします。
微妙なニュアンスの違いですがそういう感じ。

で。かつて生命であった展示物はこの後も複数展示されています。


こちらは牛。
剥き歯な表情がスゴイ!

ますます見世物小屋の人が欲しがりそうなテイスト。笑

マンモス展で特に必見の展示物


で。いろんな展示物の中でも、かなりの変わり種がコチラ。
なんとマンモスの鼻。
マンモスのシンボルたる鼻だけが、ゴロンと展示されているのですが、
何だか小型の哺乳類がゴロンと寝ているっぽい感じがしてちょっとカワイイくらい。
でもやっぱ貴重な展示。
さっきも言いましたが、象やマンモスは長い鼻は骨が入ってなくて、
当然化石にならないので、マンモスの鼻のそのままが見れるのはここだけ。
世界初の展示らしいです。


で。さらに貴重な展示となってるのがコレ!
マンモスの頭そのもの。ATC入ったトコにあったレプリカの元ですね。

こちらに至ってはさらに生き物っぽい。
そのものという感じで、ちょっと物悲し気な雰囲気さえ漂ってます。
以前の展示会では、このマンモスの頭に対して、
お婆さんが思わず手を合わせたというエピソードもあるらしいです。
言われてみると確かに何かそういう仏像的な雰囲気があるような気もします。

マンモス展が開催されるのは日本の技術あってこそ


ちなみに、これらの展示品が出てきた永久凍土ってのは、
ロシア連邦を構成する共和国の1個である、
サハって国にあるらしいですが、サハ本国では展示できないらしいです。

というのも。
標本の保存状態が良すぎて状態を保つには、
温度や湿度などを管理するテクノロジーが必要らしく、
サハ本国では実現が無理らしいのですが日本ならそれが可能で日本での展示となったとのこと。
そういった意味でも貴重な展覧会となっているそうです。

ちなみに展示の後半はマンモスの掘り出しと復活再生プロジェクトの展示となっています。
と言っても堅苦しい物ではありません。

というよりコミカル。漫画チックなパネルの数々で色々書かれています。


その中には今回の記事の最初に書いた神の領域への挑戦のことなんかも書かれていました。
何でも技術的には可能なラインも見えてるけど、人道的にはなかなか解決する問題も多く、
というかクリアできるかも微妙で、そういった意味でいつになるかわからないって感じらしい。


ほかにも遺伝子解析の道のりやら何やら。
普段目にしないけど何だかテンションが上がるいろいろなことが書いてありお子さんたちも大興奮。
先を急ごうとする大人そっちのけで、展示物を読み込む子どもたち多数。

だって。今回永久凍土から出土した太古の標本から、生きた状態の細胞核を取り出して、
マウスの卵子に注入したら動き出した。とか。
ほら!ちょっとマッドサイエンティスト的で、お子さまウキウキなワードがてんこ盛り。

後進の育成用資料という感じで、
ここから未来の学者さんが出てきてもおかしくないのでは?という感じ。

マンモス展 その「生命」は蘇るのか大阪会場情報

開催期間:2020年07月31日~2020年09月22日※会期中無休
場所:大阪南港ATCギャラリー
料金:一般・大高生 1,700円、中小生 900円
※小学生未満入場無料
※20名以上の団体は、当日券料金から200円引き

ま・と・め!

というワケでかなり駆け足にはなりましたが、
『マンモス展 その「生命」は蘇るのか』のレポートとなりました。
小さなお子さまにはたまらない展示がいっぱいとなっています。
中は涼しいですし。ぜひ。

追伸


今回のマンモス展の会場となっているATCと言えば、
個人的にかねふくのめんたいパークがある施設。

お昼はそこでデカいめんたいこおにぎりを食べようと思ってたら、5月末に閉店してました。
めっちゃショックの中取材したことをお知らせいたします。

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