【小春日和は秋】気になったことはいろいろ調べちゃう!これってたぶんライターの職業病【ウナギの寝床は京都だけ?】

コラム

言葉の誤用の指摘ってありますよね。

言葉の誤用。役不足と力不足とか

あの言葉は本来あーだとか、意味はこーだとかいうヤツ。

言葉の誤用に寛容派です

まぁ私、言葉の誤用の指摘系のネタは、そんな好きじゃないス。

言葉は本来、意味も形もが変わるんで、あんまり細かく言わないで良いんじゃない?派です。
まぁ程度って物もありますが。
役不足じゃなくて、力不足な。とかそういうヤツ。

言葉の誤用の定番といえば小春日和

で。定番が小春日和、こはるびより。

小春日和は本来は晩秋

冬の終わりくらい、ちょっと寒さが和らいで暖かい春手前の日、
「小春日和でねー。あったかくてええわー」などと言おう物なら、
「小春とは本来、晩秋から初冬にかけての、暖かく穏やかな日のこと。
春先に使うのは誤用」ってツッコミがどこからともなく、飛んできます。

小春日和の話題の旬は春

この話の旬は春。誤用側の季節であるところの春ですね。
で。あえて。この話を正しい季節の方の秋にしてみようかと。笑
まぁブログなんで、いつ読まれるか知らないですが、公開は秋にしたってことで。笑
大手を振って小春日和って言える時期。秋。今ですよ。笑
まぁ。ホントは春にしようと思ってたのに、ブログが始動してなかっただけなんですが。笑

まぁ秋に小春日和って言ってると、今度は「春じゃないの?派」に、
圧力をかけられます。世のなんと無情なことよ。笑

春先の心地いい日の呼び名

で。この話、だいたいココで終わり。
代替え案というか「じゃ春先の暖かい日の呼び方は?」という、
ある種当たり前の疑問が出ることもなく次の話題へ。

せっかく春先の気持ちいい頃合いに、ダメ出しだけで終わるの、
ちょっと嫌じゃないですか?なので。ちょっと調べてみました。

あんまりないですね。調べても調べても、小春日和を春に使うのは誤用。ばっかり。
あと、英語で小春日和はインディアンサマー。も定番でいっぱい出てきます。

春っぽい四文字熟語

そこで春を含む四文字熟語を調べてみました。
で。見つけたのが春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)と春日遅遅(しゅんじつちち)。
春風駘蕩は、のどかに春風が吹く様子。
転じて物事に動じない人が、ゆったりのんびりしている様子。
春日遅遅は、春の日が長くて暮れるのが遅い様子。春の日が麗らかで、のどかな様子。
表記揺れ的に春日遅々でもたぶんOK。

とのこと。
いいじゃないですか。素敵。こんな幸せいっぱいの概念を無視するなんて、
言葉の誤用以上に許せない。笑

なので今度からは、小春日和は誤用って言いたいなら、
ついでに「春日遅遅なら、この時期でも問題ない」くらいは言ってやった方が、
スマートで建設的な意見ではないかと。たぶん。

細かいところが気になるのはライターの職業病

ってか、こういうのって、ライターだからか気になるんですよね。職業病かな。
話題のもう一歩踏み込んだ先、ほかの人があんまり気にしないトコが妙に気になる。
で。相手に若干引かれる。笑

京町家といえばホラ。そう、あの定番フレーズ

例えば京町家。

京都の町家の特徴と言えば、間口が狭くて、奥行きが深いのが特徴。
っての、よく見ます。
で、その文は、間口が狭くなった理由は、間口の広さで税金を決める間口税によるもの。
それで、入り口が狭くて奥に長い形状から「うなぎの寝床」と呼ばれています。
と締めくくられています。

間口税の採用理由が気になる

で。こういうの読むと気になるのが「じゃ何で間口で税金決めるんだ?」ということ。
間口の広さが税金の決め手になった不思議な現象の理由が知りたくなる。

間口税のメリット

で。間口税をちょっと調べてみた。
なんでも。間口税ってのは、中世のオランダとかにもあって、
外から観察しただけで税金を決められるので、
税金を決める側の人は、家1軒1軒に掛ける時間を短縮できる。

その上で住んでる人は、プライバシーが守られる。
だからお互いにメリットがあって、そうなったって話らしいです。
へぇ。なるほど。

間口税の流行

実はこの間口税。けっこうメジャーな方式らしくオランダ以外にも、
イギリスやバルト3国なんかでも採用されていたとのこと。

で。この間口税。日本では江戸時代に流行ったらしく、
鎖国でお馴染みの3代将軍家光や、賄賂でお馴染みの田沼意次あたりが採用。
日本各地にうなぎの寝床的な家屋ができたらしい。

じゃ別にうなぎの寝床イコール京都じゃなくない?

つまり。別に京都に限ったわけではないとのこと。
となると、次の疑問は「じゃなんでうなぎの寝床イコール京都なの?」ということ。
それってひょっとして、単に京都には古い家屋がいっぱい残ってるからってこと?

やっぱりうなぎの寝床イコール京都じゃなかった?

ちなみに調べてみると、金沢とか飛騨、出石なんかの、
古い街並みが残る小京都的な場所には、古い町屋が残されている。
うなぎの寝床の家も多い。って解説もありました。

ま・と・め!

なので、やっぱりそういうことかも。
でも、よくわかりません。知ってる人がいたら、誰か教えて。
僕が関西人だから、うなぎの寝床イコール京都なのか?
北海道の人とかに聞いてみたい。

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